楽しかった初日の出を見るための富士山登山
一年に一度しかない初日の出は、毎年近くの山に登ったり海まで見に行ったりと、何かしら特別な場所で見るようにしています。 昨年は飛行機に乗って、富士山の上空から眺めたこともありました。 富士山の上空から見る初日の出はとても美しくて感動しましたが、それと同時にできた次なる目標が山頂から見ることです。 普段から登山を楽しむものとしては、一度は元旦に頂上から見てみたいと思っていました。 そこで昨年は今年の元旦に富士山登山をするために、一年間しっかりと計画を立てて準備をしてきました。
登山という冒険
いくら多くの人が初日の出を観るため富士山登山をするとはいえ、冬山にはどんな危険が潜んでいるのかわからないため、必要なグッズを買い揃え夏の間には頂上まで登って予行演習をしてきました。 そして迎えた12月31日の大晦日、いよいよ頂上に向けて富士山登山の開始です。 最初の計画では徹夜で山頂を目指す弾丸登山を考えていましたが、リスクが高いと考え八合目にある山小屋に1パクするプランに変更しました。 そのため12月31日の午前中に富士山登山を開始し、夕方頃8合目の山小屋に到着し新年を迎えた頃に山頂に向け出発しました。 8合目の山小屋から山頂までの時間は、3時間半ほどの予定です。
山頂へ
しかし同じように初日の出を富士山の山頂で見ようとする人が多く、登山道は意外と人が多く混雑していました。 そのため予定より少し遅れてしまい、山頂に辿り着いたのは4時を過ぎた頃でした。 予定より登頂は遅れてしまいましたが、それでも日の出までには十分な余裕があります。 途中の登山道が混雑するのはある程度想定していたので、早めに出発したのが功を奏したと考えています。 また混雑してたのでスピードも出せなかったので、却ってゆっくり登れて良かったとも思っています。 山頂に到着してから日の出までの時間には、2時間ほどありました。 その間一緒に登頂した仲間と簡単な食事をしながら過ごし、ついに迎えたのが日の出です。
神々しいほどのご来光
東の空からゆっくりと昇ってくるお日様は、これまで見てきたどの初日の出よりも美しく神々しいものでした。 これだけ神々しいお日様を元日に日本一の富士山から見られたなら、今年は良い一年になるのは間違いありません。 一年間かけて準備をしたり深夜に山頂を目指すのは少しだけ苦労もありましたが、それらはすべて吹き飛び楽しかった思い出になりました。 今年の富士山登山は楽しかったので、来年も絶対に挑戦したいと考えています。