オンラインゲームで暗躍するプレイヤーキラー

オンラインゲームは他のプレーヤーと繋がります。そこで初心者キラーをターゲットにしてバシバシと打ちのめしてやろうとばかりに登場するのが「プレーヤーキラー」です。オンラインゲームでチーム対戦型で味方プレイヤーを殺すプレイヤーのことを「チームメイトキラー」:Teammate Killer、もしくは「チームキラー」:Team Killerと呼びます。この場合は「TKer」と省略されることが多くなっていて、チームメイトを殺すといったことを「チームキル」:Team Killing, TKと呼んでいます。

プレイヤーキラーは、対人攻撃することができるオンラインゲームの中では、必ずといっても良いほどある行為です。確かに運営的に初心者が寄り付かなくなってしまうという問題点がありますが、その反面ではオンラインゲームならではの楽しみがプレーヤーキラーになります。もともとは、プレヤーの所持しているアイテムを奪うことが目的が始まりですが、オンラインゲームでプレイヤーキラーとしてゲームすることを楽しむプレーヤーも多くいます。

プレーヤーキラーってどんなの?

オンラインゲームが始まった頃、は「MORPG」なる「マルチプレイヤーオンラインロールプレイングゲーム」つまり複数プレイヤー参加型オンラインRPGの「ディアブロ」が大ヒットしました。どれぐらい大ヒットしたかといえば、1997年(平成9年)に発売されてから全世界で300万本以上も売り上げた大ヒットアクシンロールプレイングゲームですので、大ヒットのすごさが分かります。「ディアブロ」は、MORPGの先駆けともいえるゲーム作品で、「Battle.net」と名付けられたサーバーを介して、複数人が同じ世界の中でおまけに同時に遊ぶ事が出来るつまりツナガルゲームです。

ディアブロの場合

この複数プレーイヤー参加型オンラインRPGの『ディアブロ』で採用されたのは、はリアリティのある命中判定です。そのため常に対プレイヤーキャラクターへ攻撃する可能性がありました。そして死亡するとプレイヤーの持ち物の全部をその場に散逸させて死亡してしまう仕様になっていたので、プレイヤーキラーをするメリットがとても大きかったので、複数プレーイヤー参加型オンラインRPGが登場した『ディアブロ』の初期からプレイヤーキラーは盛んにおこなわれていました。

ディアブロの最初の頃は、プレイヤーキラーを行うことは、地上や地下のどこの場所でもプレイヤーキラーをすることができました。そのため、地上を歩いている多くのプレイヤーまでも巻き添えにしていしまうプレイヤーキラーへの非難の声が大きくなったこともあったので、システムに規制がかけられたました。そして地上で魔法攻撃ができないようする規制です。またその他に、悪質と判断されたプレイヤーキラーに対して賞金首が一部のコミュニティで公表されるいったこともありました。

今のオンラインゲームと初期の頃の『ディアブロ』のプレーヤーと比べると、プレイヤーそのものが初期の頃は生粋のゲーマーがほとんどだったので、プライヤーキラーにあってしまっても、失った財産をプライヤーが再び稼ぎなおすのに掛かる時間が短いゲームシステムだったということもあって、プレイヤーキラーを完全否定するプレイヤーそのものも少数でした。

プレイヤーキラーのコミュ

『ディアブロ』が登場してから、続々と複数プレイヤー参加型オンラインRPGへと参加する人数が増えたため、オンラインゲームの主流になったのは「多人数同時参加型オンラインRPG 」:MMORPG が主流になりました。そのためプレイヤーキラーの人口もどんどん増えてプレイヤーキラーの人口が増えると共に、そして被害も大きくなりました。オンラインゲームもいろいろありますが、プレイヤーの中でもプレイヤーキラー行為をするプレイヤーそのものはオンラインゲームの中でも圧倒的な少数派になります。プレイヤーキラーが、いわば仲間と出会うことがとても稀なケースですが、めったにないことだからこそ「繋がり」はとても強いものでした。

そして多人数同時参加型オンラインRPG(MMOPRG)の時代に入り、プレイヤーキラーが集団として組織化されていった事例を見ることになりました。プレイヤーキラーを一度失敗してしまうと、当然ながら同一プレイヤーに警戒されます。そこで、組織化したプレイヤーキラーはプレイヤーを襲う時に、今まで一人で襲っていたものを、集団で襲っていきました。当たり前ですが、一人で襲うよりも集団で襲ったほうが必殺の可能性も高くなるので、それも原因だといえるでしょう。プレイヤーキラーの人口も増加したので、専門のコミュニティが作られていきました。

オンラインゲームの普及でどうなった?!

「多人数同時参加型オンラインRPG 」:MMORPGがオンラインゲームの代表格になりますが、オンラインゲームが一般化したことと、そこまでオンラインゲームのヘビーユーザーではない一般的なユーザーがMMORPGに参入にしてきたことで、一般ライトユーザーがプレイヤーキラーに攻撃を受けることに納得できないプレイヤーの割合が増加していきました。そのような一般プレイヤーの意見が多く運営会社に寄せられたことで、運営会社サイドとしてはやはりより多くのユーザーを獲得したい。そして多くのユーザーにゲームをしてもらいたいという必要性があったことで、プレイヤーキラー行為をすることができないようなゲームにしようとした傾向へと変更していきました。

最初の頃の多人数同時参加型オンラインロールプレイングゲームの「ウルティマオンライン」の場合には、ほとんど世界的にプレイヤーキラー行為をすることが可能でしたが、ユーザーがどんどん増えていったことで、プレイヤーキラー行為をすることができる世界の「フェルッカ」という意味を持つ戦乱の世界と、プレイヤーキラー行為が不可能は「トランメル」という意味の平和の世界とに分けられました。そしてそれからその後には、保険システムが導入されたのでアイテムに保険をかけることで、プレイヤーキラーに襲われて殺害されてしまっても、アイテムを奪われることがなくなったこともあって、プレイヤーキラーの行為そのもののメリットがどんどん低下していきましたが、その一方でプレイヤーキラーを狙う方法として、運営システムの不備をついたプレイヤーキラー方式であったり、モンスターを利用してプレイヤーキラーを間接的に攻撃するMPK(モンスタープレイヤーキラー)という方法がみられるようになりました。